また明日、考えるわ。

根暗な子持ちアラサーが書きたい事を書く

五時間目の戦争 感想書き殴り

五時間目の戦争を読み終わって酷い虚脱感に襲われているので、
ここに書いて昇華しておこうと思います。

ネタバレしかないです。

あと十代のころに読んだ最終兵器彼女と少しだけ絡めて書きます。

あと書き殴りなのでレビューではないです。多分。
ガーっと改行したあとに本文を書きます。

































あの、朔ちゃんやり逃げ?
都ちゃんひとりっきりにして何てことしてんだよ…。
あんな状況で、散々縋り付いて泣いたのに消えた理由は私にはわからないです。
わからないからすごく辛いです。

朔ちゃんがなぜそうしたか、あの後どうしてるかは一切描写されていないので、いろんな解釈があるとは思います。
あくまで私の想像を書いておきます。

朔ちゃんとしてはもう耐えられなかったのだと思います。
ただの幼馴染としか見ていなかった都ちゃんと世界で二人きりで、虚しさを埋めるように行為をしたけれど、
死ぬまで寄り添ってアダムとイブになれるほど異性として愛情があるわけでもない、
しかも二人きりになるまでは篠川さんと付き合ってたので、都ちゃんからの愛情を拒絶し続けていた。
そんな相手にすがって自分はなんて最低だと。むしろ自分も死なせてくれと。
加えて地球の状況も将来も人生ももう詰んでるので、精神崩壊。
正気を失ったまま唯一の船を使って本土へ行って、ずっとずっとウロウロ彷徨ってるんじゃないかと思っています。
生きていてはほしいですが、もう島へ帰ってくることはないと思います。


出征したクラスメイトが知らないうちに亡くなってる、っていうのは描写不足の声もありますが、私はリアリティあるなと感じました。
島の向こう側だし、ネットもないし、実際わからないですよね。

結局最終兵器彼女のシュウちゃんがちせに最後まで寄り添えたのは、
二人の間で恋人としての愛情を蓄積していったからなんだなと思いました。

最終兵器彼女は10代の私に多大な衝撃を与えた漫画です…。定期的に読み返して鬱とひどい拒絶感に襲われます…でも大切な作品です)
10代の時に読んだときは理解できない場面が多々ありましたが、この年になってくるとキャラの言ってることみんなわかるわ~…
こんな想いもあったな…とうずくまりたいような気持ちになります。


話を戻しますが結局朔ちゃんも篠川さんとだったら、多分本土に行かないか、もしくは二人で一緒に行ったと思います。

あまり関係ないけどウサギに殺されそうになる場面で泣く都ちゃんがちせと重なりました。


世界に男女二人残されたとしてもアダムとイブになれるわけじゃない。
(双子は生まれたけれど…もう詰みですよね)

私がさらに詰んでるなと思ったのは、青島が離島であることなんですよね。
離島である以上、もともと物資は船だのみなわけで…
食料は栽培できているけど、それ以外は無くなっていくのみですよね。
ウォー●ングデッドみたいに謎に物資が潤沢な所まで移動できるわけでもなく…
戦争でもともと少なくなっていただろうし。
本土はもう再起不能な環境ぽいけど、四国って結構離島多いですよね?ほかの離島も戦地じゃないから無事なのかな…。
でも唯一あった船は朔ちゃんに持っていかれてるし。
せめて船は置いて行ってくれと…(無茶)
うう~ん、今地図見たら青島と本土の距離って結構あるから、あの船で行ける気しないぞ??
朔ちゃん遭難したんじゃ…


ほんわかした絵で明るく描写してるけど状況は救いがなさすぎる。
考えれば考えるほど詰みだわ…
だれか希望をください。

今日一日どうしようもなく気持ちが落ち込んでいましたが、書いたら少し落ち着きました。